先日革製品を主に取り扱っている「ココマイスター」の中の人とお話しする機会がありまして、その会話の中にネット通販を利用して購入する人の男女比が6対4(男61%,女39%)という意外な事実を知りました。取り扱っている商品のラインナップを見ると男性の割合がもう少し高いと思っていたので結構驚きの数値でした。でもお話を詳しく聞いてみると「なるほど」とおもえる内容になっていました。
男女比が拮抗している理由はプレゼント!
男女比に取り扱っている商品のラインナップほど差が出ていない理由それは「プレゼント」でした。実はココマイスターさんを利用する人は誕生日やクリスマス,記念日や入社祝いなど贈り物をメインで利用する人がとっても多いそうです。なので男女比にあまり差が無いのも女性の利用客は多いものの自分のものでなくて相手のものを購入しているという事だそうです。
贈り物やプレゼント目的でお店を利用するということは、以前購入してよかったからリピーターとして再び利用している人や,ネットの評判で良さそうだったからという人,口コミを読んでみて,サイトの画像や文章を読んでみてなど、理由はさまざまではあると思いますが、一定の評価はされているということだと思います。実際実店舗のお店の雰囲気も高級感がありますし、サイトの画像も外人さんがモデルになって革財布を紹介していたりとかなりこだわり持って作品を作られているのが私でもわかる作りになっているので、そういった部分も含めて良い評価になっているのかもと思うのです。
実際の女性の利用者は1~2割程度!
実際のサイトを利用して自分のものとして購入している女性は1~2割程度との事です。もちろん男性が利用して女性のためにプレゼントしている人もいるかもしれませんがラインナップを考えると割合的にはあまり多くないかもしれません。お値段的には同じ程度のものであれば有名ブランドや認知度の高い商品を好む人も多いと思います。
しかしよく見てみると、私が一目惚れしたイルマーレアリアーヌやオードリーカーフエリザベス,お値段が23000円と比較的お手ごろのマルティーニアリアスウォレットなど目を惹かれる商品も結構あると思います。位置づけはメンズになっているものの編みこみ財布が可愛いマットーネシリーズの一部なんかも女性ぽくて私はいいと思うんですよね。
ただ一番の悩みは良い商品は多いもののイルマーレアリアーヌやオードリーカーフエリザベスといった女性物は数が少ないんですよね。革自体が貴重なものを取り扱っているということもありますし、一つ一つ職人さんが手作りで作られているということもあり数が本当に少ないです。
入荷予定日を教えてくれるメールに登録をしてあっても、なかなか買えないくらい人気商品なのでめぐり合えたら本当にラッキーなんですけど、やっぱりその辺りが足を引っ張っている理由かもしれませんね。物の良さと安定供給は反比例なのかもしれませんが、もう少し数が増えればいいのに・・・といつも思っています。